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「うねりも広がりも気になるけれど、縮毛矯正はダメージが心配」。カウンセリングで、そんなお声を多くいただきます。40代からの髪の変化に、僕がよくご提案しているのが酸性ストレートです。このコラムでは、縮毛矯正との違い、向いている方と向いていない方、白髪活かしカラーとの組み合わせまで、現場の目線でお伝えします。
2026年07月07日 更新
「朝、ちゃんと乾かしたのに、外に出たら広がっている」。40代のお客様から、このご相談が年々増えています。年齢を重ねた髪は水分を保つ力が少しずつ変わると言われ、若い頃は出なかったうねりが表面に現れやすい状態です。
実際にお客様の髪を見ていても、30代まで気にならなかったクセが40代から主張し始めるケースをよく見かけます。髪質が変わったのにケアとメニューが昔のままだと、朝のスタイリングだけでどっと疲れますよね。
僕はこの時期を「髪の曲がり角」と呼んでいます。落ち込むための変化ではなく、ケアとメニューを切り替える合図です。選択肢を知っておくだけで、この先の髪との付き合い方はぐっと楽になります。
一般的な縮毛矯正は、アルカリ性の薬剤で髪の内部をしっかり作り替え、クセをまっすぐ伸ばす施術です。直線的な仕上がりの強さは魅力ですが、髪への負担も相応にあります。
酸性ストレートは、髪と同じ弱酸性に近い領域の薬剤で、負担を抑えながらクセを整えていくメニューです。ピンと硬い直毛ではなく、柔らかく自然に収まる質感を目指しやすい点が、大人女性の髪と相性の良い理由だと考えています。
ただし「酸性なら傷まない」ではありません。薬剤の設計と髪の見極めを誤ると、仕上がりに差が出るのが正直なところです。だからこそ僕は、施術そのものと同じくらい、事前の髪の診断に時間をかけています。
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サロンで実際にご提案して、喜んでいただく機会が多いのは次のような方です。
・年齢とともに出てきたうねり、広がりが気になる
・ダメージが心配で縮毛矯正をためらってきた
・硬い直毛ではなく、自然なツヤとまとまりがほしい
・毎朝のアイロンの時間を減らしたい
・カラーも楽しみながらクセを整えたい
3つ以上当てはまるなら、検討する価値は十分にあります。強いクセを完璧に伸ばすためではなく、「扱いやすい髪に整えて、朝の時間を取り戻す」ための選択肢だと捉えてください。
正直にお伝えすると、すべての髪に酸性ストレートが最適とは限りません。
例えば、根元から強くうねるクセをしっかり伸ばしたい方には、従来の縮毛矯正のほうが合う場合があります。ブリーチを重ねた髪には、状態を見て施術を見送る判断も必要です。その場合は、先にケアから髪を整える計画をご提案しています。
無理にかけて後悔していただきたくない、が僕の本音です。カウンセリングでは過去の施術履歴とダメージの状態を確認し、酸性ストレート・縮毛矯正・別メニューのどれが合うかを一緒に決めていきます。「やらないほうがいい」まで含めてお伝えするのが、担当者の役目でしょう。
「白髪も気になるし、うねりも気になる」。40代からのご相談では、悩みが1つだけのほうが珍しいくらいです。
当店では、白髪を活かすカラーと酸性ストレートを組み合わせる方が多くいらっしゃいます。同じ日にまとめるか期間を空けて分けるかは、髪の体力を見ながらの判断です。負担が重なりそうなときは、順番と間隔を設計しながら、数ヶ月かけて整えていきます。
どちらか一方を我慢する必要はありません。優先順位のつけ方から、一緒に考えていきましょう。
酸性ストレートは、カウンセリングとブローまで含めて4〜5時間ほどいただいています。長く感じる方もいらっしゃるはずですが、薬剤の反応をていねいに見極めながら進めるための時間です。マンツーマンなので、途中で放置されたまま待つ心配はありません。
一度かけた部分のクセは基本的に戻らず、伸びてきた根元とのバランスで次回の時期を決めていきます。当店の大人女性のお客様は、年に1〜2回のペースでかける方が中心です。湿気で広がりやすくなる梅雨の前はご予約が集中しやすい時期なので、早めのご相談をおすすめします。
ここまで読んで、自分の髪に合うかどうか迷った方へ。その迷いのまま、予約を確定しなくて大丈夫です。
髪の履歴やダメージの状態で最適な答えが変わるメニューなので、僕のカウンセリングは「何をするか」を決める前の、「どうなりたいか」の整理から始めています。美容室にいる時間だけきれいでも、意味がないですよね。次の来店までの毎日を、ご自身の手で再現できる髪に整えるのが僕の仕事です。
メニュー選びに迷ったら、Instagram(@sendayama.kiyotaka)のDMやLINEでのご相談も受け付けています。うねりや広がりとの付き合い方を、一緒に考えていきましょう。

ランク【Ash Ambassador ・アッシュ アンバサダー】
普段の扱いやすさ、再現性を重視し豊富な薬剤知識と技術を通して、お客様のライフステージをもっとステキに。
髪質、骨格などでお悩みの方、美容室であれこれ聞かれるのが苦手な方くつろぎたい方、しっかりとカウセリングはしますがムダな事は聞きません。
1996年Ash入社。2年間のアシスタントの後スタイリストデビュー、渋谷本店店長、Ash直営店 技術教育統括マネージャーを経て現在はAshアンバサダーとして社内外の教育にも携わる。
2016年シュワルツコフGeneraionNextのイベントにて1st.memberとして選出され世界トップクラスの教育を受け3年間のカリキュラムを卒業。
国内外でヘアショー、カット&ブリーチカラーなどのセミナー等の講師活動中。
2016年世界最大級ギネス登録でもあるUnited DANKS Contest にて第14代グランプリ受賞。
同コンテスト2008年 Tim Hartley & Annie Humphreys VIDAL SASSOON 最優秀賞を受賞
他にも数々の受賞歴を持つ。
2017年 Great China Hairdressing Awards パフォーマー
2018年 日本の代表と してハンブルクでのEssential Looks workshopに参加
クリエティブワークも活動しつつ、ベーシック技術、最もカット&ブローに定評がある。
お客様と美容師がよりハッピーにをモットーに活躍中。
リアルサロンデザインはInstagramをチェックして下さいね。